ファイヤーキングとは?

ファイヤーキングとは?

ファイヤーキングはアメリカ・オハイオ州のガラス製造メーカー、アンカーホッキング社の耐熱ガラスブランドです。

1941年に誕生したファイヤーキング。当時は第2次世界大戦中ではあったものの、高度経済成長とベビーブームの真っ只中、一般市民にも活気がありました。そんな時代に作られていたファイヤーキングだからこそ、豊かで明るい時代の雰囲気が反映され、ハッピーな色使いや大胆なデザインのものがたくさん生まれました。厚手でぽってりした丸みのあるフォルム、やわらかな独特の色合いや形、数々の楽しいプリントなど、豊かなアメリカを支えたファイヤーキングは素晴らしきアメリカン・ビンテージです。

ファイヤーキング参考写真

ファイヤーキングの魅力

私が初めてファイヤーキングを手にしたのは今から20年近く前のことです。初めての海外旅行でロスへ行った時、目抜き通りのお洒落なカフェに入りコーヒーを注文しました。出てきたコーヒーは、緑色のずっしりと重いカップ&ソーサーに入っていて、そのぽってりとした丸みのあるフォルム、コーヒーが透けるやわらかなガラスの質感と口触り・・・、初めて見る斬新な食器に衝撃を受けました。それが古いジェダイのレストランウェア エキストラヘビーカップだと知ったのはずいぶん後のことです。

ほかにもファイヤーキングには、数々の楽しいプリント、豊富な種類でコレクションする楽しさ、現在では製造されていない一期一会の魅力・・・などなど、魅力を挙げればきりがありませんが、何よりもファイヤーキングは気取らずに日常で使えるヴィンテージ食器。ぜひ一度使ってみてください。きっと毎日の生活が楽しく変わるはずです。
ファイヤーキング参考写真

ファイヤーキングの歴史

アメリカのばら色時代に生まれた「ファイヤーキング」

ベビーブームや経済成長と、未来へ向かって明るいムードに包まれた時代に誕生した安くて丈夫なファイヤーキング。オーブン調理もできるとあって、家庭でもレストランなどでも瞬く間に愛用されることになりました。

1905年

ホッキンググラス社を創設

ガラスメーカーの装飾部門で働いていたアイザック・J・コリンズ氏が、仲間6人とオハイオ州ランカスターに「ホッキンググラス社」を設立しました。この社名は近くに流れる小さな川「ホッキングリバー」から付けられています。
1924年

製造工場の焼失

「ブラックキャット」と呼ばれたホッキンググラス社のひとつの工場が火災により全焼。しかし逆境を乗り越えて半年後には工場を再建しました。
1929年

大恐慌時代

当時では画期的な最新鋭の機械を導入し、生産力を飛躍的にアップさせる事に成功しました。このおかげで世界的経済危機も乗り切ることができました。
1937年

アンカーホッキンググラス社の誕生

ニューヨーク・ニュージャージー・ペンシルバニアに工場を持つガラスメーカー数社と合併し、社名を「アンカーホッキンググラス社」へ変更しました。おなじみの錨マークにHが付いたロゴが誕生したのもこの時です。この合併により耐熱強化ガラスの製造が可能になりました。
1941年

ファイヤーキングの誕生

オーブン耐熱ガラスブランド「ファイヤーキング」が誕生しました。 第二次世界大戦の最中で一時売り上げが低迷したものの、アメリカはベビーブームや経済成長の真っ只中。安価で丈夫なファイヤーキングは瞬く間にアメリカの一般家庭に広がりました。ちなみにファイヤーキングが誕生した1941年に発売された製品は「サファイヤブルー」と「バブル」シリーズです。
1950〜60年代

ファイヤーキング全盛期

さまざまなシリーズやプリントもの、アドバタイジングといわれる企業広告ものなどが大量に生産し販売されました。その製造数はマグカップだけでも年間100万個以上、型の種類は軽く1000個を超えました。

1969年

アンカーホッキングに社名を変更

プラスチックメーカーと合併し、新しい分野に参入した同社は「アンカーホッキング」に社名を変更しました。
1976年

ファイヤーキングロゴの刻印が終了

ブランドは続いていたものの、直火にかけられるという誤解を招くとして、ファイヤーキングのロゴが消え、シンプルな錨のデザインに変更されました。
1986年

ミルクガラスの生産終了

高コストで手間のかかるミルクガラスの生産が、ウエストバージニア工場の閉鎖とともに終了しました。いわゆる「ヴィンテージ・ファイヤーキング」とはミルクガラスで作られた1986年までのものを指します。
2000年

「ファイヤーキング 2000」シリーズが発売

ファイヤーキングの生誕60周年を記念して、アンカーホッキング社から復刻版「ファイヤーキング 2000」シリーズが発売されました。ジェダイのマグ・ボウル・プレートなどがブラジルの工場で製造され、オリジナルより大きく重いのが特徴です。
現在

ファイヤーキングの今

今でもファイヤーキングブランドは、ヨーロッパ向けを中心に一部のクリアガラス製品が作られています。また、2011年にアンカーホッキング社の協力の元、日本の企業「ファイヤーキングジャパン社」が設立され、当時の製法を再現した日本製の「Fire-King Heritage」シリーズが作られています。

当時の広告

ファイヤーキングが全盛期だった1940年代〜60年代は、「古き良きアメリカ」と言われる希望と自信に満ちあふれた明るい時代。当時の広告からもそんな時代の様子が伺えます。  

ファイヤーキングの刻印

刻印から作られたおおよその年代が分かります

ファイヤーキングのほとんどの食器の裏には刻印(バックスタンプ)が見つかります。製造年代によってロゴやデザインが少しずつ違うので、バックスタンプを見ればいつ頃のものか分かります。下記にご紹介するもの以外にも様々な種類があり、中にはバックスタンプのないシリーズも存在します。
1940年代刻印

1940年代

ブロックレターという書体でデザインされたファイヤーキングブランド最初の刻印。わずかな期間しか使われていなかったレアなものです。

1940年代〜50年代初期刻印

1940年代〜50年代初期

ファイヤーキングの文字がおなじみのロゴマークになりました。

1940年代〜50年代初期刻印

1940年代〜50年代初期

ファイヤーキングのロゴマークの下に「OVEN GLASS」の文字。初期のプレートやボウルなどに見られます。

1950年代刻印

1950年代

「GLASS」から「WARE」に変わりました。レストランウェアシリーズに多く見られます。

1950年代中期〜60年代初期刻印

1950年代中期〜60年代初期

グローバル展開がスタートし、MADE IN U.S.A.を表記。Dハンドルマグに多いバックスタンプです。

1960年代刻印

1960年代

「OVEN」の文字が消え、社名の「ANCHOR HOCKING」とアンカーマークが追加されました。

1960年代〜70年代中期刻印

1960年代〜70年代中期

「DINNER WARE」が特徴の刻印。シェルシリーズなどで見られます。

1960年代中期〜70年代中期刻印

1960年代中期〜70年代中期

ファイヤーキングロゴが消え、「HEAT RESISTANT」を表記。こちらもシェルシリーズで見られます。

1960年代中期〜76年刻印

1960年代中期〜76年

耐熱表示の「OVEN-PROOF」が追加されました。スタッキングのプリントマグなどに多く見られます。

1977年〜86年刻印

1977年〜86年

ブランドは続いていたものの、直火にかけられるという誤解を招くとして、ファイヤーキングのロゴが消え、シンプルな錨のデザインに変更されました。

ミルクガラス製品について

不良品?いいえこれも持ち味です

1940〜80年代に製造されたファイヤーキングなどのミルクガラス製品は、下記のような一見ダメージに見える箇所も見られます。ただしこれは製造工程でできてしまうミルクガラス製品の特性です。当時のアメリカの「大量に作って安く売る」という、上向きの景気を思わせるひとつの歴史。これも持ち味だと思って、おおらかに受け止めていただければと思います。

ヘアライン

ヘアライン

製造時の練りムラによりできる、髪の毛のような白いライン。キズやヒビと違い、浅い表面上のラインですのでご使用には差し支えありません。ほとんどのミルクガラス製品に見られます。

練りムラ・シワ

練りムラ・シワ

型にミルクガラスを流し込む時にできる、シワのように見える生地の流れ。ほとんどのミルクガラス製品にあり、マグなどは内側の底面によく見られます。

ホワイトスポット

ホワイトスポット

よく練られなかった生地がダマになったり、不純物が混ざってできる白い小さな斑点。ほとんどのミルクガラス製品に見られます。

ペイントロス・色ムラ

ペイントロス・色ムラ

当時の印刷工程によりできてしまう、ペイントのずれやはね、にじみ、色のムラなど。

着色・よごれ

着色・よごれ

製造工程によりできる表面の着色やよごれ。接地面によく見られます。

フリーバイト

フリーバイト

製造工程によりできるカケに満たない小さなざらつき。マグのリムによく見られます。

ファイヤーキングのよくある質問

Q:オーブンやレンジで使えますか?

A:耐熱ガラスなので基本的に使用可能ですが、何十年も前のヴィンテージ品ですので注意しましょう。特に冷蔵庫から出してすぐ温めたり、熱いものをすぐ冷やすなど、急激な温度変化では破損する場合があります。

Q:割れにくいのは本当ですか?

A:厚みのある耐熱ガラスなので比較的丈夫ですが、あくまでもガラスですので、落としたりぶつけると欠けたり割れることがあります。できるだけやさしく丁寧に扱いましょう。

Q:直火にかけることはできますか?

A:「ファイヤーキング」という名前から誤解されることもありますが、直火には対応していません。

Q:市販のスポンジで洗ってもよいですか?

A:通常の食器と同じように食器用洗剤、食器用スポンジで洗うことができます。ただし硬いスポンジやたわしなどでこすると、キズがついたりプリントがはがれたりすることもあります。できるだけ洗剤のいらない「メラミンスポンジ」で洗うことをオススメします。またプリント部分は強くこすらないようにしましょう。

Q:食器洗浄機は使えますか?

A:食器洗浄機で洗うと、ツヤがなくなり細かいキズがつく可能性があります。できるだけ手洗いで優しく洗いましょう。

Q:茶しぶやシミは落ちますか?

A:水で薄めた漂白剤で数十分〜数時間漬けるとほとんどのものはキレイになります。ただしプリントものは色柄が落ちる場合もありますので注意しましょう。

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